2015-08-23

悪性腫瘍と高Ca血症

今週末は、上司が佐賀に旅行、...いや、失礼しました、出張(呼吸器内視鏡インターベンションセミナー)に行っており、うらやましい限りです。
 
このセミナー(http://www.jsre.org/gakujutu/inter2.html)、過去の開催地を見ると、毎回温泉旅館で開催されているようで、今回のテーマは、『茶心の宿にてpulmonary Intervention Techniqueについて語り合う』ですので、昨夜は大いに語り合われたことでしょう。
 
それはそれとして、久々に、ブログを更新することにしました。

最近、肺癌の患者さんにオピオイドを開始して、吐き気や便秘が出現。てっきりオピオイドの副作用だと思っていたら実は高Ca血症も隠れていた…ということがありまして。足元をすくわれることがあるので、悪性腫瘍の患者さんをみるときは、高Ca血症を常に頭の片隅に入れておくことが大事ですね。ちょこっと知識の整理です。
 

2015-08-08

抗酸菌の血液培養



抗酸菌の血液培養というと、HIV患者における播種性MAC症が有名ですが、当然のことながら、血行性感染である粟粒結核診断の際にも活躍します。当院でも最近、粟粒結核を経験したので、血液培養について紹介します。