2016-03-31

第2回 大垣 人工呼吸器シミュレーショントレーニング開催

当院RSTでは、月1回 院内スタッフに向けた勉強会を開催しています。
それらの総仕上げとして、昨年から年度末にシミュレーショントレーニングを行っています。
今回は、その様子を紹介します。

3月12日 土曜 @病院 食堂(なぜ食堂かというと、広くて酸素配管があるので…)

朝から準備万端。
今回は人工呼吸器のモニターを映し出す大きなビデオカメラも登場!
 
まずはMEさんよりPCVでのリーク波形を例に挙げ、グラフィックの解説。
大事ですね。リークの理由は違えど、シナリオでも何度か登場しました。

2016-03-20

EWSの講習を受けてきました

今日は岐阜呼吸器内視鏡研究会でした。今年のテーマは、「EWS」です。宮崎県立宮崎病院の姫路大輔先生が、講演および実技指導をして下さいました。

2016-03-19

家庭医療学冬期セミナーに参加してきました

今年に入ってインフルエンザ大流行のおかげで、仕事が1.5倍増し(2倍増し?)に忙しくなり、しばらく更新出来ずにおりました。すみません。

ところで、今回は呼吸器内科とは離れて、家庭医療についてです。

ちなみに家庭医って何?ってとこですが、
簡単に言えば、かかりつけ医。内科だけではなく膝の痛みや腰痛といった整形外科疾患、小児科や産婦人科も診れる総合診療医。さらには、予防医学から、心療内科、あるいは、家族や地域の問題まで幅広くケア出来る医師のことです。

で、今回、2月20-21日に若手医師のための家庭医療学冬期セミナーが開催されるということで、ラインナップを見てみると、興味を惹かれる内容でしたので(下記 )、足を運んで見ることにしました。

セミナーの会場は、憧れの東大キャンパス

テーマ(プログラムより抜粋):

・もし若手の家庭医が初めて学校医を依頼されたら
・訪問リハ(その価値に気づいてますか?)
・若手医師で20年後の医療を考える〜保健医療2035〜
・ベッドサイド5分間ティーチング実践ワークショップ
・ソーシャルマーケティングの手法を活用した検診受診率向上
     〜研究の知見と自治体の事例より〜
・リハビリテーション科医とプライマリケア医によるリハ入門
・できていますか?総合診療医/家庭医らしいend of life care
・マルチプロブレム患者へのアプローチ
   〜multimorbidityに強い家庭医になる〜
・ 診断エラーに立ち向かおう!
・かぜの漢方をちゃんと選べるようになろう                      ...etc

やはり、呼吸器内科の勉強会とは一味違う感じですね。

個人的には、マーケティングの話が面白かったです。
trans theoretical model, segmentation, opt-in opt-outの話など、医療現場でも役に立つ話が聴けたのが良かったです。日常臨床において患者さんに行動変容をどう起こすか? という難しい課題のヒントになりそうです。

終了後はちゃっかり、東大の学食でボリュームたっぷりのご飯を食べて岐路につきました。