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COPDでは、肺胞の過膨張と肺弾性の低下により、
ちなみに、英語では、「pursed-lips breathing: PLB」と言うようです。
ところで、上述したように口すぼめ呼吸で陽圧効果がある(
「マクギーの身体診断学」にちゃんと書かれていました。
「口唇内外の圧格差 2-4cmH₂O程度 がかかることで、呼気時の気道虚脱の減少につながる」
その結果、呼気終末の残気量が減り、さらに
1回換気量の増加:250ml程度から800mlへ
呼吸回数の減少:約20/minから12-15/minへ 最大40%程度
PCO₂の減少:5%程度
SpO₂の増加:3%程度
このように、各種パラメーターの改善につながります。
参照)
Chest 1992;101:75-78
Am Rev Respir Dis 1966;93:100-106
J Appl Pysiol 1970;28:784-789
運動時に生じるdynamic hyperinflationも改善してくれるのではないかと
ISWT施行時に口すぼめ呼吸を併用することで、呼吸回数が6.
(Chron Respir Dis 2005;2(2):67-72)
ESWT施行時に口すぼめ呼吸を併用することで、
(Clin Rehabil 2008;22(8):675-83)
6MWT施行時に口すぼめ呼吸を併用することで、34.9±
(Chron Respir Dis 2013;10(1):5-10)
と、ISWT、ESWT、6MWTそれぞれに、
また、 肺機能によるものなのかもはっきりしませんが、 口すぼめ呼吸のresponderとnon- responderがいるようです。
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