2日目の午後は、白木が「びまん性肺疾患とCOPD、肺癌の終末期における比較検討」をポスター発表しました。
3日目の午後は、野田が「当院におけるCOPDの終末期医療の現状 びまん性肺疾患、肺癌との比較検討」を同じくポスター発表しました。お察しのように、同じデータベースを用い、異なる目線からの演題です。今回、我々は良性疾患の終末期・緩和医療をテーマに、まず現状評価ための振り返りを行いました。得られた結論は、実感しているそのものであったわけですが、鎮静を行う割合とかが具体的な数字として示されました。ILDとCOPDは良性疾患であっても、当然disease behaviorが異なりますので、対応も違うわけで、そのために異なる対応が必要になることを示せればと思っています。
さて、今回はNivolumabによる肺障害や、間質性肺炎合併肺癌がしっかり取り上げられていました。終末期のシンポジウムもとても勉強になりました。重要な臨床研究の結果がポスター発表にもたくさん入っていましたし、そのために大御所の先生方や、今が旬の先生方がポスター会場におられました。
個人的には、すべての領域についていくのはもう無理だなぁとの実感をより深く持ちましたが、たくさんの方々とお話しできて、充実した学会になりました。一緒にデータ入力をした後期研修医の野田先生も、一杯学んでくれたと思います!
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