2014-08-04

西濃喘息研究会

報告が遅れましたが、先日(7月30日)、西濃喘息研究会が大垣市内で開催されました。

前半は、古井医院 古井秀彦先生による、

「岐阜県における学校・保健所のアナフィラキシー対策」 について、活動報告がありました。

アナフィラキシー治療における、エピペンの迅速な使用の必要性については医療従事者の皆さんの良く知るところと思いますが、それでも、まだ一般の方の認知度はそれほど高くありません。特に、給食時の食物アレルギーの対応含め学校関係者の方には知っておいて欲しいということで、講習会を通じての啓蒙活動を行い、アナフィラキシー発症時に迅速な対応が出来た事例の報告もしていただけました。


後半は、静岡県立総合病院 呼吸器内科部長 白井敏博先生をお招きして、

「喘息診療における呼気NO測定の意義」 についての講演がありました。

好酸球性気道炎症のマーカーとしてのNO測定が保険収載となり、簡便な測定機器が登場したこともあり、NO測定は普及してきております。

そこで、喘息診断時のNO値の解釈や注意点および、外来フォローにおける、NOモニタリングの位置づけについてなど、示唆に富むお話しを伺うことが出来ました。また、多数の自験例のデータをもとに診療での活用の仕方を提示していただけたのも印象的でした。モニタリングとしての使用、重症喘息や、咳喘息での測定意義などまだまだデータが不足している部分もありますが、NOが今後の喘息診療の一助となることは間違いなさそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿