高齢者の肺炎といえば、誤嚥性肺炎。医療者であればどこかでかならず携わらなければならないということもあって、医師だけでなく、当地域の看護師、理学療法士、薬剤師さんなどの多職種が参加しました。なんと、200人を超える人々が集まったようです。
まず、最初に、「みんなで治す誤嚥性肺炎」、改め、「みんなで支える誤嚥性肺炎」ということで、当科 白木先生による講演がありました。肺炎と言いつつも、「抗菌薬」の役割はほんのちょっとで、むしろコメディカルによるケアやリハビリの果たす役割の方が重要だということで、下にシメのスライドを載せました。
そして、今回は、国立国際医療研究センター リハビリテーション科の藤谷順子先生をお招きして「私たちにもできる!誤嚥性肺炎の予防と嚥下リハビリテーション」というタイトルでご講演いただきました。
患者さんの気持ちになって「嚥下」を考えるよい機会になりました。また、日常診療で困るちょっとした疑問点が解決されたと同時に、明日からの肺炎診療が楽しみになるような内容でした。また、藤谷先生は、非常にバイタリティーあふれる魅力的な先生で、笑いあり、感動ありの、講演で大盛況でした。
最後に、時間オーバーしているにも関わらず、私たちの質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださりありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
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