10月15日、岐阜で喘息の講演会が開催され、
当院の白木先生による、吸気流速に注目した吸入指導についての発表がありました。
私たちは、喘息患者さんに対して吸入薬を処方する以上は「処方するだけ」ではなく、
「吸入方法」の指導から、さらに「継続できているか」の確認まで、責任を持って管理しなければなりません。その大前提として、文字通り、「吸入」可能か=吸気流速が十分かどうか、の判断も必要になってきます。患者さん自身も、「吸ってる」つもりでも実際は「吸えてない」ということもありますので、初回だけでなく、時々見直すことも大切ですね。
種々のデバイスの中から、個々の患者さんにfitしたものを見つけ、いかに続けてもらうかということが、喘息診療の面白いところでもあり、臨床医の腕の見せ所なのだと感じました。
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