今年最後のブログ更新となります。
肺癌の話題にはことかかない一年でありました。
特に、この秋冬は、コペンハーゲンのESMO、次いでウイーンのWCLC、そして博多で肺癌学会と、世界各地で盛り上がりました。
この分野の話題は、免疫療法とEGFR-TKIの一色でした。
(世間では、新薬高騰の話題一色であったとも言えます)
肺癌学会開催中の12月19日にペムブロリズマブが保険承認されたというタイムリーなニュースもありましたね。臨床の現場で使用出来るようになるにはもう少し先ですが、なんと先日発刊された肺癌診療ガイドライン2016には、ちゃっかり記載されていました。