今年、慢性呼吸器疾患看護認定看護師さんたちが中心となり、日本呼吸器看護研究会が立ち上げられました。その記念すべき第1回目のセミナーが5月に大阪で開催されたのですが、光栄なことに講師として参加する機会を頂き「看護師でもわかる画像の見方」と題して胸部X線読影のレクチャーをしてきました。
実は当院では、毎週金曜に、その週に呼吸器内科外来および救急外来に来院したすべての患者さんの胸部X線画像を読影して見落としがないかをチェックしています。(ローテーターの研修医の教育目的も兼ねています…)
それなりにしんどい作業ですが、何年も続けていると、見逃しやすい肺癌シリーズ、無気肺シリーズ、変わった画像シリーズなど、みごとな症例コレクションが出来上がるわけですね。なので、その中から選りすぐりの画像を拝借してレクチャーに臨みました!
看護師さんがX線をみて「診断する」という機会はないかもしれませんが、医師がどこに着目し、どんなことを考えているのか、共通言語としてのX線用語を理解して頂けるように、時々クイズをはさみながら、楽しく1時間半のレクチャーを終えることが出来ました。
0 件のコメント:
コメントを投稿