今日は岐阜呼吸器内科研究会にローテート中の研修医を連れて若手で行ってきました。
演題は村上記念病院放射線診断科の桐生先生による「胸部単純写真,再考+α」と東京医科大学内科学第一講座の瀬戸口先生による「COPD治療の新潮流」でした。
桐生先生の「胸部単純写真・・・」では見落としを防ぐための系統的な読影を教えて頂きました。例題10題はいずれも難問でしたが、研修医にはいい勉強になったと思います。ピットフォールになるところも教えて頂き、明日の外来でも注意して読影しようと気を引き締めました。本当に「たかが胸部単純写真、されど胸部単純写真」です。
瀬戸口先生の「COPD治療の・・・」ではとても基礎的なところから生理学的なところまで話をして頂き、研修医には少し難しそうでした。今後、LAMA/LABAの合剤がどんどん発売になり、活躍していくのでしょうが、重症肺炎のリスクを上げるとはいえ、喘息とのオーバーラップ症例が少なからずいるのでやはりICSを除いて考えることは難しいと個人的には思います。早く3剤の合剤が出てほしいなとも思いました。
今回は狩野が初めて担当しました。今後はおそらくイベントを中心に書いていくことになると思いますのでよろしくお願いします。
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