2015-03-12

人工呼吸器シミュレーション院内開催に向けて


3月7日 名古屋某所で開催された東海RST主催のシミュレーショントレーニングにて
I看護師、真剣に聴診中…

当院のRSTが立ち上りそろそろ1年を迎えようとしています。RSTの活動のメインは人工呼吸器離脱に向けてのラウンドですが、その他、院内教育の一環で、この1年間のうちに、計7回の勉強会を開催してきました。その集大成として、来る3月21日に、人工呼吸器シミュレーショントレーニングを開催することとなりました。これは、人工呼吸器装着患者のトラブルシューティングで、要は、ACLSの人工呼吸器バージョンのようなもの。実際にありがちなトラブルシナリオを、チームで解決に導きます。


「SpO2低下」→「 とりあえず、レントゲン撮ってー」…ではダメですよね。

肺の問題?人工呼吸器自体の問題? 回路の問題?もしくは、挿管(気切)チューブの問題? 
と、一つ一つ、フィジカル見て、人工呼吸器のグラフィックみて、分離肺換気して…と進めていきます。論理的思考だけではなく、チームワークも試されます。そしてちょっとしたハラハラドキドキ感も味わえます。

「人工呼吸器は扱うけど、苦手!」という研修医・コメディカルにとっては、実践形式で学べるよい機会となると思います。

人工呼吸器シミュレーショントレーニング自体は、各地で行われており、当院の場合も、東海RSTが主催するシミュレーションをお手本にさせてもらってます。東海RST版はすでに開催7回目を迎えており、スタッフもベテラン揃い。しかし当院での開催は初の試みとなります。見よう見真似ではありますが、院内版の成功に向けて準備を進めていきます。

なお、実際のシミュレーションの様子は、後日、このブログでまたお伝えする予定です。

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