EWSは気管支に詰め物をして気胸のair leakを無くす、あるいは減少させる治療法ですが、2つの難しさがあります。1つ目は責任気管支の同定です。どの気管支を詰めれば良いかがハッキリしないのです。バルーンテストを行うのですが、今回の症例でもハッキリとした責任気管支が同定できませんでした。結局複数の気管支を詰めることになりました。2つ目は目標気管支へ確実にEWSを詰める技術的な問題です。最近はキュレット法を覚えたので初期の頃よりは上手になっていますが、今回は足立先生にSpigotの切り方などとても大切なTipsをいくつも教えていただきました。
EWSや気道ステントなどの呼吸器インターベンションは、適応の問題、技術的な問題などがまだまだありますが、適切に行えば苦しんでいる患者さんを劇的に改善させることもできます。
これからも重点的に取り組んでいきたいと思います。
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